弥助と、明智軍の、壮絶な戦いの火蓋が切られようとしている!
信長を介錯をした弥助は、嫡男、織田信忠の加勢に行く。
信忠は織田家臣、村井貞勝から、光秀の謀反を知った。
貞勝の妙案で、信忠は妙覚寺から、信長によって築城された、
二条御所に場所を移した。
御所は皇太子、誠仁親王(さねひとしんのう)
が暮らしている。信忠と貞勝は、そこに目をつけ、
光秀も御所には無闇に、攻め入らないと確信した。
しかし信忠は、争いに親王を巻き込む事は出来なく、
まして謀反人に卑怯者とも呼ばれ、
結局、誠仁親王を退城させる。
太田牛一の信長公記の記述と、多少違いはあるが、
この物語は、弥助が主人公なので、
必ずしも史実と、言われている事と
一致しない点を、お許し願う。
と言うよりもむしろ、私のフィクションとして捉えて頂きたい。
本能寺から南蛮寺、約300メートル、
御所650メートル程の距離である。
南蛮寺から、妙覚寺、御所へは、ほぼ北へ
一直線であった。弥助の取った、本能寺沿いの道は、
遠回りであったが、街は明智の軍勢で埋めつくされていた。
勇敢な弥助の男気、あえてこの道に近づく設定をした。
道のりにして1,5キロ少々。本能寺の焼き討ちは南蛮寺、
二条御所からも良く見えた。
御所に着いた、信忠勢と明智軍は、目と鼻の先、
弥助の、壮絶な奇跡とも思われる戦い、
だが、信長、信忠、森三兄弟、多くの織田家中枢の、
命が失われる。戦国織田の運命が、この日、1日で変わった。
以後織田勢力は失われて行き、豊臣秀吉と名乗った猿、
家康の時代に、織田家は、家臣として、のみ込まれて行った。
あれだけの戦いをし、一人の命をも奪わなかった
奇跡的な弥助の活躍の記録は、一切、現存していない。
次回、第11話、信長のデスマスク。
皆様、コロナと交通事故には、くれぐれも、御注意ください。
____________________
画像・動画
from Pixabay
https://pixabay.com/ja/
illust AC
https://www.ac-illust.com/
photoAC
https://photo-ac.com/
いらすとや
https://www.irasutoya.com/
Piqsels
https://www.piqsels.com/es
パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
https://publicdomainq.net/
Wikipedia : Wikimedia Commons
https://commons.wikimedia.org/wiki/Ma...
__________
BGM
One's believes
廻天動地
飛翔
【サイト名】フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
【管理者】 秋山裕和
【アドレス】http://www.hmix.net/
__________
効果音
VSQ効果音
https://vsq.co.jp/special/se_environm...
__________
皆様ありがとうございました。
__________
第10話、二条御所の奇跡
作:朗読 Masato Tsuda
_______________________